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なぜ「24時間ジム」がこれほど普及したのか
2010年代以降、フィットネス業界で最も成長したカテゴリが24時間型のセルフジムです。従来の総合スポーツクラブが「月額8,000〜15,000円・スタッフ常駐・スタジオ付き」というモデルだったのに対し、24時間ジムは「月額3,000〜7,000円・無人or最小限スタッフ・マシン特化」という全く異なる価値観を打ち出しました。
最大の変化は**「ジムに行く」という行動への心理的ハードルが下がった**こと。深夜2時でも行ける、スタッフに声をかけられることなく黙々とトレーニングできる、という環境が「スポーツクラブはちょっと…」という層を取り込みました。
2026年現在、国内の24時間ジム店舗数は推計4,000店舗超。主要チェーンだけで8社が全国展開しており、選び方を間違えると損をする時代になっています。
主要8チェーン 一覧比較
| チェーン名 | 月額料金(税込) | 全国店舗数 | 入会金 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| エニタイムフィットネス | 7,700円〜 | 1,200店超 | 無料〜5,500円 | 世界最大級、国内最多店舗 |
| ジョイフィット24 | 5,478円〜 | 400店超 | 無料〜3,300円 | コスパ最強クラス、日本発チェーン |
| FiT24 | 4,378円〜 | 150店超 | 無料 | 最安値水準、シンプル特化 |
| ワールドプラスジム | 7,370円〜 | 500店超 | 無料〜5,500円 | エニタイムの競合、設備充実 |
| ベーシックフィット | 5,390円〜 | 100店超 | 無料 | 欧州最大チェーン日本上陸 |
| JOYFIT(通常) | 6,578円〜 | 150店超 | 無料〜3,300円 | ジョイフィットの上位版 |
| エクシア(exia) | 4,180円〜 | 100店超 | 無料 | 格安特化、最低限設備 |
| チョコザップ | 3,278円〜 | 1,500店超 | 無料 | 最安・最多店舗、コンビニ感覚 |
チェーン別 詳細解説
エニタイムフィットネス
世界30カ国・日本国内1,200店超を誇る世界最大のフィットネスチェーン。国内24時間ジムの代名詞的存在です。
強み:
- 店舗数が最多で「引越し後も使える」安心感
- 全店共通の鍵(キーフォブ)で他店舗も利用可能(プランによる)
- 設備の標準化が高く、どの店舗でも同じ器具が揃う
- 24時間365日利用可能(年末年始含む)
弱み:
- 月額7,700円〜と24時間ジムの中では高め
- 店舗によってフリーウェイトエリアの広さに差がある
- 無人時間帯はスタッフ不在(セキュリティカメラのみ)
こんな人向け: 出張・転勤が多い、全国どこでも使いたい、転居リスクを減らしたい
ジョイフィット24
国内発の24時間フィットネスチェーン。店舗数と価格のバランスが優れており、地方都市でも展開しています。
強み:
- 月額5,478円〜とコスパが高い
- 国内運営のため、スタッフとの意思疎通がスムーズ
- 無料体験が充実している店舗が多い
- 器具のメンテナンス対応が比較的速い
弱み:
- エニタイムに比べると店舗数が少なく、全国転々とする人には不向き
- 店舗によって設備のバラつきがある
こんな人向け: コスパ重視、同じエリアに長く住む予定がある人
チョコザップ
ライザップが運営する「コンビニ感覚のジム」。2022年から急拡大し、2026年現在は国内最多店舗数1,500超を誇ります。
強み:
- 月額3,278円と業界最安値水準
- 店舗数が最多で「ほぼどこにでもある」
- 着替えなし・手ぶらで行けるコンセプト
- 全身鏡・マッサージチェアなど他チェーンにない設備もある
弱み:
- 本格的なフリーウェイト・パワーラックはほぼない
- 店舗が小さく(30〜60㎡程度)、マシン台数が少ない
- 「本気でトレーニングしたい」人には設備不足
こんな人向け: まずジム習慣を作りたい初心者、サッと10〜20分だけ動きたい人、週1〜2回ライトユーザー
ベーシックフィット
欧州最大のフィットネスチェーン。フランス発で日本では2020年代から急拡大中。
強み:
- 月額5,390円〜でフリーウェイトエリアが充実
- 店舗が広く(300〜600㎡)、器具の数が多い
- アプリのUI/UXが洗練されている
- グループクラス(追加料金で参加可)
弱み:
- 現状は首都圏・大都市圏のみ展開、地方は少ない
- スタッフの日本語対応に差がある店舗も
こんな人向け: 都市部在住、広いフリーウェイトエリアが必要な筋トレ派
目的別おすすめランキング
筋トレ・ボディメイク重視
- ベーシックフィット(フリーウェイト充実)
- エニタイムフィットネス(器具の標準化が高い)
- ジョイフィット24(コスパで選ぶなら)
コスパ重視
- チョコザップ(最安・習慣化目的)
- FiT24(シンプル最安、設備は最低限)
- ジョイフィット24(コスパと設備のバランス最良)
転勤・引越しが多い人
- エニタイムフィットネス(全国1,200店超・他店舗利用可)
- チョコザップ(全国1,500店超、スポット利用しやすい)
- ワールドプラスジム(全国500店展開)
ジムが初めての初心者
- チョコザップ(ハードルが低い・続けやすい)
- ジョイフィット24(手厚い無料体験がある店舗多い)
- エニタイムフィットネス(スタッフ対応時間帯あり)
24時間ジムを選ぶ前に必ず確認すること
1. 「無人時間帯」の範囲を確認する
24時間ジムでも、スタッフ常駐時間は限られています。多くのチェーンは朝10時〜夜21時がスタッフ在籍時間で、それ以外は完全無人です。
無人時間帯に起こりうること:
- 器具が壊れても即対応不可
- 怪我をしても助けを呼べない(緊急連絡先はある)
- 初心者が使い方を聞けない
安全のため、最初の1〜2ヶ月はスタッフ在籍時間に通うことを強くおすすめします。
2. 「他店舗利用」の条件を細かく確認
「どこでも使える」と思って入会したが、実は月3回まで・追加料金が必要・同一都道府県のみ、というケースがあります。出張・旅行での利用を想定している場合は、入会前に他店舗利用の条件を契約書レベルで確認してください。
3. 入会金と「キャンペーン期限」の落とし穴
「今なら入会金無料」は常時キャンペーンに見えますが、月額設定やロッカー料金などで回収されているケースがあります。総コストで比較する癖をつけてください。
24時間ジム料金の「見えないコスト」
| コスト項目 | 注意点 |
|---|---|
| ロッカー料 | 専用ロッカー月500〜1,000円が追加される店舗あり |
| タオル代 | 持参前提のチェーンと都度レンタル100〜200円のチェーンあり |
| アクセスキー | 紛失時の再発行に3,000〜5,500円かかる |
| 退会手続き | 月中旬に締切があり、翌々月まで課金されるケースがある |
| 法人割引 | 会社の福利厚生で20〜40%割引になることがある(要確認) |
よくある質問
Q1. 24時間ジムでも初心者は使えますか?
使えます。ただし、スタッフ常駐時間帯に通い、マシンの使い方を最初に教えてもらうのが安全です。チョコザップやジョイフィットは初心者向けのサポート体制が比較的整っています。フリーウェイトは独学だとフォームが崩れて怪我のリスクがあるため、最初の1ヶ月はマシンエリアのみ使用するのが賢明です。
Q2. エニタイムとチョコザップ、どちらが本当にお得ですか?
目的次第です。筋トレ・ボディメイク目的ならエニタイムフィットネスの設備が圧倒的に優れています。「まず習慣化したい」「週1〜2回軽く動きたい」という場合はチョコザップが費用対効果が高い。月5回以上・1回45分以上使うならエニタイムの方がコスパは良くなります。
Q3. 24時間ジムに女性一人で行っても安全ですか?
主要チェーンはすべてセキュリティカメラが常設され、入退館は会員カード・アプリ認証のみです。女性専用エリアやロッカーを設けているチェーンもあります。深夜・早朝の無人時間帯は緊急連絡先への電話以外の即応体制がないため、不安な場合はスタッフ常駐時間帯を利用するか、女性専用ジムを別途検討してください。
Q4. 複数のチェーンを比較するには?
fitnessgym.jpでは主要チェーンの全国店舗を地域・料金・設備で一括比較できます。気になる施設は体験予約もページから直接行えます。
まとめ:24時間ジム選びのフローチャート
目的が筋トレ・本格ボディメイク → ベーシックフィット or エニタイムフィットネス
コスパ最優先・まず始めたい → チョコザップ or FiT24
転勤・引越しが多い → エニタイムフィットネス一択
コスパと設備のバランス → ジョイフィット24
都市部限定でもいい・フリーウェイト重視 → ベーシックフィット
どのチェーンも無料体験・見学が可能です。月額3,000〜8,000円の決断でも、1年続けると36,000〜96,000円の支出になります。面倒でも体験に行ってから決めてください。
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